Windows Server への AWS CLIのインストール
渡辺です。
ちょっとしたことでも、Windows Serverだとやり方がスッと出てこないことが多々あります。 まずはDevelopers.IOを検索してみますが、ヒットしなければ追加しなければなりません(笑)
さて、Windows Serverでは、Amzazon LinuxのようにデフォルトでAWS CLIはインストールされていません。 インストーラを使ってインストールしましょう。
UnicodeWarningの発生
このエントリーで紹介するAWS CLIのインストールでは、コマンド実行時にUnicodeWarningが発生します。 気になる場合は、Pythonのインストールを行った上でpipでawscliをインストールしてください(Windows版 AWS CLI の UnicodeWarning の回避方法)。
AWS CLIのインストール
公式サイトからインストーラがダウンロードします。 64bit版と32bit版でリンクが異なるので、その点だけ注意してください。
後はインストーラをポチポチしていけばインストール完了です。
Power Shellを起動して、インストールを確認しましょう。
Windows PowerShell Copyright (C) 2014 Microsoft Corporation. All rights reserved. PS C:\Users\Administrator> aws --version aws-cli/1.10.10 Python/2.7.9 Windows/2012Server botocore/1.4.1
AWS CLIの初期設定
デフォルトのリージョンや、必要に応じてAWS Access Keyを設定します。 設定は、AWS CLIのcofigureサブコマンドを使います。 これはLinux版と一緒ですね。
PS C:\Users\Administrator> aws configure AWS Access Key ID [None]: AWS Secret Access Key [None]: Default region name [None]: ap-northeast-1 Default output format [None]: json
勿論、余程の事情が無い限りは、AWS Access Keyは利用せず、IAM Roleを設定しましょう。
まとめ
Windows Serverの場合はAWS CLIはパッケージからインストールします。 UnicodeWarningを回避する場合は、pip(Python)でインストールしてください(Windows版 AWS CLI の UnicodeWarning の回避方法)。